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レイジーキャット

Author:レイジーキャット
梅澤 哲也 1959年1月生まれ
元HRCエンジンチューナー。1991年より米軍放出品店を開業。
趣味はオートバイ、スキューバーダイビングと射撃 



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2019年 7月 BMW E36 328i その44
2019年 7月 BMW E36 328i その44
禁断のオートマオイル(ATF)交換


その内ATミッションのオイル交換をやらなくちゃ?と思いながら、もう直ぐ走行距離は11万キロ。
オートマオイルの交換は先人様の教えによれば、10万キロも無交換の場合 オイルを変えると
ATミッション内の古い汚れが剥がれて詰まり、トラブルとなり易いらしい。

自分としてはそろそろ、ウォーターポンプや燃料ポンプ、クランクセンサーやカムシャフトセンサー
等、高額パーツを交換しなきゃ と思っています。
でも、このままオートマオイルを無交換だとおそらく あと2~3万キロでATが確実に壊れると
思うので、大物交換パーツにお金を注ぎ込む前にオートマオイルを交換して、
駄目なら車を棄てちゃえ! が合理的と考えました。

とはいえ、まずは自分なりにオートマオイル交換について調べてみました。
まずは車両ナンバーからBMWパーツリストでは A5S 310Z-ZF製でZF社内の名称は5HP18となります。

ZFの広報動画


It's advisable to perform a drain and fill every 50,000 to 70,000 miles or 8 years.
(8万kmから11万2000キロ、あるいは8年ごとに交換を行う事をお勧めします)

なんと普通にATF交換を推奨してます。拍子抜けですね。ちょうど11万キロで俄然やる気が
出てきました。
但し、ZFの動画にある様に新油を入れる前に必ず、オイルパン清掃とフィルター交換が必要。

そして、友人の元4輪ATミッション設計に尋ねた所、古いATミッションでもオイル交換したら
壊れやすいと言う事はなく、古いから壊れやすいのでしょう と回答を貰い確信を持って
交換する事にしました。
(個人の意見であり、オートマオイル交換後に不具合が発生しても自己責任でお願い致します)

ZF 5HP18のフィルターとパッキンを米国アマゾンで購入してから、エンジンオイル交換時に
車下に潜り込んでATミッションを確認したら、なんと日本製JATCO JR502E-B
ガチョーン!です。 すっかりパーツリストに騙されてしまいました。
パーツ購入前に現物確認をすべきでしたね。がっかり。

仕方が無いので泣きながら、JATCO JR502E-B用フィルターとパッキンを購入しようとしたら
米国ではJATCOを使っていないので逆にとんでもなく高価。諦めて、日本でマイレのフィルターと
同じJATCO JR502E-Bを搭載しているローレルのパッキンを購入となりました。
(ローレルのパッキンは形が同じでしたが、保障は出来ません。自己責任で)

2019080502.jpg

マイレのフィルターは国内の通販で送料込み¥4500。
ローレルのパッキンは近所の日産で購入。部番は31397-41×04で¥1800。
あと、オイルパン清掃時に繊維を残さない様にキムワイプも購入。アマゾンで¥710

2019080501.jpg

オートマオイル交換の為だけに安い中国製の馬を購入。怖いのでジャッキも掛けたままで
タイヤも外していません。アマゾンで¥2100
前輪はいつも愛用の馬で日本製のしっかりした物。なので安心感が全然違います。

2019080503.jpg

ドレインボルト用ソケット以外で必要な工具としては、二輪の元職場で使い慣れたT型レンチ。
ZFの動画でも使ってました。慣れているので、手首を回す事で片手だけでも うまく回せます。
そして500㏄のオイルサクションガン。アマゾンで¥1840
注入口形状を工夫してオイルパンに入れ易く出来るなら、灯油ポンプの方が楽だったかも?

ATFオイルはDEXRONⅢ/DEXRONⅡ規格対応のアイシンワイドレンジAFW+にしました。
20Lでアマゾン購入時は¥9000。昔の自動車産業系列で語れば、アイシンがトヨタ系
ジャトコが日産系で、オートマミッションを代表する信頼ある企業だと思います。

早速、馬4本を掛けてATFオイルを抜いて、締め付けボルトをTレンで外してオイルパンを
プラハンで剥がします。ドレインからオイルを抜いても、かなりな量のオイルががオイルパンに
残っていますので、こぼさない様に覚悟して剥がして下さい。

2019080504.jpg

抜いたATFオイルは真っ黒。でも、意外とエンジンオイルほど汚れておらず、浅いオイルパン
では元の赤色が判ります。

2019080505.jpg

オイルパンと磁石には鉄粉とスラッジがベットリ。磁石をオイルパンから外すと
あっけなくキムワイプで綺麗に拭けます。金属のオイルパン全体が磁石で磁気を帯びて
鉄粉を集めているみたいです。

2019080508.jpg

キレイに清掃したオイルパン。内側が黒く塗装されているので、鉄粉やゴミが良く見えて
合理的。パッキンはあまりにキレイに剥がれたので、せっかく新品を買ったのですが、
再利用します。(貧乏性?次回に使います)

2019080509.jpg

磁石も清掃して最後にパーツクリーナーで仕上げをして組みました。

2019080506.jpg

新旧のオートマオイル・フィルター。フィルターは金網でしかなかったので、古いフィルターを
灯油で洗って次回に使用したいと思います。

2019080507.jpg

JATCO JR502E-Bのミッション。新品フィルターが既に収まってます。

オイルパンを組付けてドレインボルトを締めてから、サクション・ガンで500㏄ずつATF
オイルを入れます。最初は車の下を出入りしてオイルを入れてましたが、その内、腹筋・背筋を
酷使する出入りに疲労困憊。遂には、恥ずかしながら嫁にSOSとなり、手伝って貰いました。

エンジン停止状態でATFを2L程、入れて、エンジン始動、アイドリングで更に1L程入れミッションを
Pレンジから3速まで動かしてエンジンを停め 再度、オイルパンを外してATFオイルを捨てます。
次に、エンジン停止状態でATFオイルを溢れるまで入れて、更にアイドリングで溢れるまで入れました。

ATFオイル温度管理ですが、最後まで、溢れてくるオイルを普通に触れた程度の温度なのでOKだと
思います。

ATFオイルを交換して試乗した感想は?
1速から2速に変わるシフトショックが減ったかも?と思えますが、実際は何も変化なし。
ちとガッカリ。   ま、オートマ・ミッションの寿命が延びてくれると信じましょう。

作業自体はエンジンサイドカバー分解などした事があるなら、問題ないと思いますが
500㏄のサクション・ガンを持って一人でエンジン下に急いで何度も出入りをするのは過酷。
灯油ポンプ等を改造して次回はやりたいと思うのでありました。

*お約束ですが、修理に関しては総て自己責任でお願い致します。